ココアとチョコレートって、味は似てるよね
何が違うんだろう?
ココアもチョコレートも元は同じカカオ豆からできているので
似た様な味わいなんです♪
でもココアは粉末だし、飲み物のイメージだけど
チョコはかたまりでそのまま食べる様な感じよね
そうですね。ココアもチョコもお菓子作りには欠かせない材料。
その違いってよく分からないですよね。
実はちょっとした違いなんですけど。詳しく解説しちゃいます♪
ココアとチョコレート、粉末?固形?飲み物?
この記事では似ているようで違うココアとチョコレートの違いを解説します。
この記事を読むと
- チョコレートとココアは同じカカオから作られる
- チョコレートとココアの成分の違い
- チョコレートとココアの使い道の違い
がわかります。
ココアとチョコレートの違いって何?解説します。
ココアとチョコレートは同じ「カカオ」から作られる。
ココアとチョコレート、実はどちらも同じ「カカオ」から作られるんです。
カカオは熱帯地域に生息するアオイ科の植物。
カカオがよく採れるのは、
- コートジボワール
- ナイジェリア
- インドネシア
- ガーナ
- ブラジル
- エクアドル
などの赤道に近い国々で作られています。
この暑い赤道近くの熱帯地域で作られるカカオ豆を加工して、ココアやチョコレートができています。
チョコレートやココアの原料になるカカオ。チョコレートの材料になる「カカオ」とはなんですか?歴史や産地解説にカカオについて詳しく紹介しています。
ココアとチョコレートの製法の違い
ココアとチョコレートの製法は、何が違うのでしょうか。
実は途中までの工程はココアもチョコレートも一緒です。
途中から、ココアとチョコレートで工程が変わります。
カカオポッド(カカオの実)を割ると写真のような真綿のようなものに包まれた種が出てきます。
これがカカオ豆です。
このカカオ豆をバナナの葉で包み発酵させます。
発酵が終わるとこれを乾燥させて、ローストして、殻を取り除き粉砕します。
粉砕したものが「カカオニブ」と言われるものになります。
さらに細かくペースト状になるまですりつぶすと、チョコレートとココアの元になるカカオマスができます。
このカカオマスをココアとチョコレートに分けて加工していきます。
ココア
カカオマスを押しつぶして圧縮して絞ると、
- カカオバター
- カカオケーキ
の2つのものになります。
このカカオケーキを粉砕して粉末にしたものが「ココア」になります。
チョコレート
チョコレートはカカオマスにカカオバター、砂糖、粉乳などを加えて混ぜて固めたものがチョコレートになります。
ココアとチョコレートは成分の違い
ココアとチョコレートは製法の違いがあります。
なので、ココアとチョコレートには成分の違いがあるんですね。
・チョコレートは、カカオマス、カカオバター、砂糖、粉乳、香料など。
・ココアは、カカオマス、カカオバターです。
ココアの元になるカカオケーキにはカカオから取れる油脂分のカカオバターが多少残った状態になります。
チョコレートはどんな風に作られているのか、気になった方のために、ビーントゥバーとは?カカオからチョコレートになるまでの11の工程という記事を書きました。詳しくチョコレートができるまでの工程を説明しています。合わせてご覧くださいね。
ココアとチョコレート それぞれの使い道の違いは?
ココアもチョコレートもどちらもお菓子によく使われます。
ココア
ココアといえば、ホットココア。暖かい飲み物のイメージですよね。
ホットココアは、粉末のココアを温めた牛乳や生クリームでとき伸ばしたものです。
その他にもマドレーヌやクッキー、スポンジケーキなどでチョコレート風味をつけるために小麦粉の一部をココアに置き換えて使われます。
チョコレート
ココアと比較されるのはホットチョコレートですね。
ホットチョコレートも、温めた牛乳や生クリームでチョコレートを溶かした飲み物の事を言います。
最近ではチョコに棒がついていて、温めた牛乳に入れるだけで簡単に作れるものが出てますね。
チョコレートはそのままでも美味しいですし、いろんな食べ方があります。
代表的なのはボンボンショコラですね
こういったものです。
ココアとチョコレートの違い まとめ!
ココアとチョコレートの違いをここまで解説してきました。
まとめとして、
- ココアとチョコレートは作られ方の違い。
- 味が似ているのはカカオから作られているから。
- ココアもチョコレートも牛乳などで溶かして飲み物になる
- お菓子にはココアは焼き菓子に。チョコレートは何にでも、使われる
といったところですね。
ココアとチョコレートの違い、分かって頂けました?
わかったよ!ありがとう!
どちらも同じカカオからできてて、作り方が違うんだね♪
というわけで、
今回はここまで!