ほろ苦いオレンジの皮に、ビターな甘さのチョコレートがよく合うオランジェット。
お家でできるお店のようなオランジェットの作り方を解説します♪
オランジェットとは?どんなお菓子?
オランジェット(Orangette:フランス語)とは、砂糖漬けのオレンジの皮にチョコレートでコーティングしたフランス発祥のお菓子。
オレンジの皮の苦味と、甘いチョコレートが合わさり、柑橘の香り、チョコレートの苦味、カカオの香りが口の中に広がります。
作り手によっては、オレンジ以外にも、レモン、ライム、みかんなどのかんきつ類で作る場合もあります。
また、皮だけの物もあれば、トップの画像のように輪切りにして作るパターンもありますね。
では、早速、オランジェットの作り方・レシピをご紹介します!
お家で簡単手作り!オランジェットのレシピ・作り方
オランジェットのレシピ・作り方
オランジェットで使う材料
今回は、プロも使っている材料で簡単に作れる材料をセレクトしました。
オレンジ、チョコはお好みのものをチョイスしてくださいね。
カカオニブとココアは飾り用です。
オランジェットの作り方
チョコレートのテンパリング(調温)がしっかりできれば、簡単に作れちゃいます!
- オーブンを100℃に予熱しておく。
- オレンジピールは余分なシロップをキッチンペーパーで拭き取ります。
- 拭き取ったら、オーブンペーパーを敷いた天板にオレンジピールを並べる。
- 予熱しておいた100℃のオーブンで30〜1時間ほど乾燥する。途中で裏返すと早く乾きます。
- べたっとくっついて来なくなったら、オーブンから取り出して、そのまま常温で粗熱を取る。
- チョコレートを適量ボウルにあけて、50度くらいのお湯を張ったボウルで温めて溶かす。
- チョコレートが溶けたら、冷水を張ったボウルにつけ、27度までチョコを冷ます。
- チョコが冷めたら、またお湯にボウルを当てて30〜31度まで温める。
- チョコにオレンジピールをくぐらせて、オーブンペーパーにならべて固める。なかなか固まらない場合は数分だけ冷蔵庫で冷やし固めてください。
- 最後の仕上げにお好みでチョコが固まる前にカカオニブを散らしたり、ココアをまぶすと雰囲気が変わってオシャレですね。
工程としては
- オレンジの水分をオーブンで乾かす。
- チョコを溶かしてテンパリングをする。
- オレンジをチョコにくぐらせて固める。
の3ステップ。
オランジェットを作るときの注意点!
作る時に注意するのは
- しっかりとオレンジを乾燥すること
- チョコレートに水蒸気や水が入らないようにすること
の2つ。
チョコレートにとって水は大敵です。
水がチョコレートに入ると、固まらなくなったり、仕上がりが粉が吹いたように白っぽくなってしまいます。
また、テンパリングをするには、温度計が必要です。オススメはデジタル温度計。
正確に温度を測るとテンパリングも成功しやすくなりますよ!
テンパリングの詳しい方法については【水冷・フレーク・タブラージュ】チョコレートのテンパリングの操作方法と温度とは?に書いていますので、合わせてご覧ください!
作ったオランジェットの賞味期限
基本的には作ったら早めに食べるのが一番です。
ですが、どうしても食べきれないときは、20度以下の直射日光の当たらない涼しい場所で1週間ほどは日持ちします。
ジップロックやタッパーなどの密閉容器に入れておけば虫がついたりするのも防げるのでオススメです。
友達や知り合いにプレゼントするときも一言「早めに食べてね💖」と言っておくと親切ですね。
夏や、日中暑くなる場合は密閉容器で冷蔵庫で保存する方がいいですね。詳しくはチョコレートの美味しさを守る正しい保存方法。美味しく食べるコツも解説にも書いていますので、ご覧ください。
お家で簡単!オランジェットの作り方・レシピまとめ
いかがでしたか。
オランジェットは、思った以上に簡単に作れるお菓子です。
ちょっとテンパリングがハードル高めですが、慣れてしまえば、すぐにできちゃいます。
是非トライしてみてください!
やっぱり作るの面倒だな。という方はネットで買えますよ
ここまで読んでみて、
- チョコレートのテンパリング難しそう
- そもそもめんどくさい
- とりあえず食べたい
という方のために、探しておきました。
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